2020年10月 近況報告と今後の方針
みなさんこんにちは、お久しぶりです。みるさんぽです!私は元気に生きてます。大変な状況下ですが皆さんお元気ですか??
ブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありません。就活などでバタバタしていました。
また、メールアドレスにたくさんご質問を送ってくださって、ありがとうございました。前に投稿したように質問は締め切っていたのですが、しっかり伝わっていなかったようで、お返事できず、大変申し訳ありませんでした。
また、見ていない間にもたくさんの閲覧数があり、本当に読者の皆様には感謝しています。
私はというと、大学院の授業に励みながら、どうにか内定を得ることができ、4月から社会人です。(身バレが怖いので内定先は伏せます> <)
今も十分忙しいのですが、さらに忙しくなるんだろうなと思い、今後このブログをどう運用していくかそろそろ真剣に考えないとなと思い、筆を録るに至りました。ご納得いただけるかは分かりませんが、私は本業のブロガーでもライターでも進学アドバイザーでもないので、多めに見ていただければと思います。
(1) メール相談をやめさせていただきます。
このブログを始めた当初は、いただいた質問全部に丁寧に答えることは十分可能だろうと思っていました。しかしインターネットの拡散力を舐めていまして、問い合わせ数からしてそれは自分のキャパでは無理だということがわかってしまいました。一部の質問だけ回答するなどはできなくもないのですが、対応が不公平になるのも失礼だと思い、廃止が今のところ最も良い手段では、と思いました。
そのため、過去のブログの全ページからメールアドレスを削除させていただきました。今後お問い合わせいただいても回答しないことにします。
改めて、今までお問い合わせくださった方、ありがとうございました。お返事できなかった方、本当に申し訳ありませんでした。
(2) note(有料のもの含む)の活用を検討します。
このブログを読んでくださっている方の多くが、「大学院の学習計画書の書き方がわからないので教えてほしい!」と考えているんだと思います。実際、「書いたものを見せてください!」とのお問い合わせをたくさんいただきました。
ですので、今後はメール相談を廃止する代わりに「有料note」によって学習計画書を公開することを検討します。
その目的は、「お金が欲しいから」ではなく、「限定的に公開するための手段」であることをご理解いただければと思います。
実際このブログで広告収入は1円も入っていませんし、書籍の紹介によってamazonからお金をもらっているわけでもありません笑。 ですから、ブログを始めた当初もあまりお金を巻き上げることはしたくなくて、メールでの問い合わせに個別に返答する形で学習計画書をお見せしていました。
しかし、メールを見ている時間がない中、「本当に見たい方だけに届くように公開するにはどうしたらいいのだろう」と考えた結果、「有料note」の活用にたどり着きました。
「学習計画書」は一種の私の個人情報ですので、簡単に拡散はして欲しくないので、それに見合うお値段はつけさせていただきます。
まだ使い方などを研究中ですので、決めましたら再度投稿させていただきます。ご理解お願いします。
(3) 語学の勉強法シェアや自分の読書記録を投稿します。
今後も、語学の勉強や読書によって、もっと深みのある、教養を持った人間にならなくてはな、と思います。
そこで、今後のブログでは、私の勉強や読書日記のような感じで更新していこうと思います。興味があればご覧ください。こちらの頻度もあまり期待できるものではないかと思いますが、、
ちなみに、語学は「英語、中国語、韓国語」、読書は国際・経済関係を中心に読む予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ではでは!
2020.10.2 寝起きのみるさんぽ より
お久しぶりです!&今後について
こんにちは、みるさんぽです!
こんなブログ誰がみるんだろう、、、と思いながら始めたのですが、幸いたくさんの閲覧数とお問い合わせをありがとうございます!
今後に関してですが、最近学業と就活、公務員試験勉強が忙しく、なかなか時間をさけないため、個人でのお問い合わせは当分の間控えさせていただければ幸いです。これは「連絡をしてこないで」というよりは「連絡されても返信の保証はありません!」というところです。
自分の今目指している目標が達成できましたら、大学院生活の感想などとともにまたblogをアップしていけたらと思うので、しばしお待ちを!
では!
2019.12.22 くりぼっちのみるさんぽ
Vol. 8 公共政策大学院 面接についてなど!
こんにちは!みるさんぽです。
今回は、筆記試験に通った人に課される面接試験(口述試験)について書きたいと思います。
私は京都大学公共政策大学院の口述試験は辞退してしまったので、東京大学公共政策大学院の口述試験について簡単に書かせていただきます!
★口述試験 何を聞かれたか★
50%の受験者は口述試験に進めていたこともあり、5部屋で同時に面接が行われていました。
ノックをして部屋に入ると、面接官が3名座っていました。
まずは「この院を志望した理由と、今までやってきたこと、そして将来の目標との繋がりを教えてください」と言われました。これは予想していた質問だったので卒なく答えられましたが、若干長えよみたいな顔をされたので簡潔に言う練習も必要かもです。
次に、別の面接官から、学習計画書に書いたことについての深掘りがありました。将来の目標の一環として「外交はこうあるべき!」っていうことを簡単に書いていたので、何故それが望ましい外交と言えるのかを再確認されました。学部で学んだことを生かして具体例などを出しながら答えられたし、面接官の方もうなずいてくださったのでOKだったのかもしれませんが、若干質問されたこととズレたことを話してしまったようにも感じます(>_<) それは今でも大きな反省点ではありますが、訊かれたことを自分の得意分野に引きつけて話すのはすごく大事だと思います。
次にもう一人の面接官から、その質問をさらに深掘りされました。どうにか答えられましたが、学習計画書に書いたことは全ては深掘りされてもきちんと答えられるようにもっと準備すべきでしたね…
あと、公務員志望なのになぜ学部時代に国試を受けなかったのか訊かれました。「いやほんとそれな…」とは思ったのですが、そのかわり学部生時代ゼミを頑張ったことなどを話しました。
最後に、中国語の検定であるHSKの合格証明書を出願時に提出していたので、それについての言及がありました。決して高い中国語の能力持っていたわけではなかったのですが、自発的に語学を学ぶ姿勢は見せられたと思うので出してよかったなと思いました。持ってる検定は全部出そう。そんな感じで終わりました。
★対策★
実際にやったことは
・就活を終えた友人に面接官役になってもらってファミレスで練習
・カラオケルームで一人で練習
・最近のニュースをチェック
・学部で学んだことをちゃんと説明できるようにする
・将来のビジョンを明確に説明できるようにする。
・発声練習
とかです。あとさっきも書きましたが、「自分の得意分野に引きつけて話す」練習をすることは大事だと思います。
★まとめ★
なので、私はそこまで突飛な質問はされませんでしたが、面接官によってそれは違うかもしれません!なので、何を訊かれても落ち着いて素直な自分の考えを話せれば大丈夫です!私も質問されてから少し考えてしまいましたが全然大丈夫でした!
★ブログ一旦締めます★
というわけで、ここまでが院試についてでした!今後どういった内容をアップするかはまだわかりませんが、一区切りではあると思うので、簡単に院試に挑戦する皆さんにメッセージを送らせてください!
文系の院進はモラトリアムだと偏見を持たれたり、また私は「女子が院まで行くなんて珍しいね!」と言われたりしました。また、私は周りに院進する友人がほぼおらず、就活を終えてみんなが遊んでいる姿を見るのはとても辛かったです。それでも、大学院に入ってからはこんな勉強がしたいな、と考えながら勉強し、つらい時は友人に会ったり家族と話したり好きな音楽を聴いて気分を入れ替えていました。なのでやる気さえあれば大丈夫です!それぞれが望む大学院へ行けますように。そして、その1つとして公共政策大学院も考えてもらえたら嬉しいです^ ^
私もまだまだ勉強不足なので、一緒に頑張れたら嬉しいです。
ではでは!
Vol. 7 東京大学&京都大学公共政策大学院 筆記試験(専門科目試験)対策について
こんにちは!みるさんぽです。今日は、東京大学公共政策大学院と京都大学公共政策大学院の筆記試験について書きたいと思います!
★東京大学 一次試験★
〈形式〉
出願時に選択した分野を解答する形式です。私は「国際関係」を選択したので「国際政治」と「国際法」の問題を解きました。
〈過去問の入手〉
本郷キャンパスに行けば買えます。あと郵送してもらうことも可能のようです。公式HPを参考にしてみてください!
〈対策〉
他の科目はわからないのですが、「国際政治」と「国際法」について書きたいと思います。どちらも記述式の論述問題です。過去問が課金アイテムである以上、あまり具体的な問題について解説はできないのですが、8年分の過去問を踏まえた上で一般的な傾向や対策という感じで書きます!
「国際政治」
・暗記ゲーではない
国際政治の教科書に書いてある単語や事項を暗記してそのまま書けばまる!間違ってたらばつ!というタイプの問題ではないです。厳しい言い方をすれば、そうした基本的事項は押さえている前提で、それらを応用して使いながらどれだけ論理的に論述できるかが見られます。逆により楽観的な見方をするのであれば、たとえ教科書に書いてある詳細な事項をつぶさに記憶しきれなかったとしても、それらの大まかな枠組みさえ押さえていれば大丈夫だし、また自分が持っている得意な分野の知識を用いて解答することは十分に可能だと思います。なぜなら、同じ問いだったとしても、色々な角度からの解答が可能だからです。なので、新たな知識をたくさんつけるだけでなく、持っている知識をどのように応用すべきかも練習する必要がありそうです。また、大学の授業で少しでも国際政治に関することを学んでいるのであれば、なるべくそこで考え方や知識を吸収したり、議論に積極的に参加することで直接的な対策になると思います。
勉強に使った文献は、
『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 国際関係』(実務教育出版)
『現代の国際政治[第3版] (MINERVA TEXT LIBRARY)』(ミネルヴァ書房)
『安全保障学入門』(亜紀書房)
全部完璧に読み込めたわけではありませんが、最終的にはかなり役立ったとは思います!
・1年くらいの時事問題は見ておくべき
最近の傾向ですが、国際社会に影響を与えうる大きな出来事は問題として取り上げられることが多いようです。先述のように、様々な角度からの解答が可能なので必要以上に恐れる必要はありませんが、最低限の知識は押さえておくと良いかと思います!
「国際法」
・教科書の内容をしっかり!
細かい判例に関する問題や、架空の事例を持ち出して「これは違法ですか合法ですか!」みたいな質問はでないです!教科書に載っているような基本的な事項がきちんと論述できることが大切です。私は『講義国際法』と『プラクティス国際法』をやりました。『プラクティス~』の方は練習問題は解けなくてもいいので章の頭のまとめを読みました。
・頭に入れるべきことは「今国際法上の制度はどのようになっているのか」を正確に理解することと、「ある法の解釈や適用、正当性にはどのような議論が存在するのか」をなるべく多く吸収することです。なぜなら国際法は発展途上のため、黒と白で分けられる問題だけでなく、グレーゾーンが非常に多く存在しています。なので、どのような意味でそれがグレーゾーンなのか、現状どのような学説が対立しているのか、を把握し説明できるようにしておく必要があると思います。
〈解き方について〉
「国際関係」を選択した場合は計4問を2時間でとくので、そこまで時間が逼迫しているわけではありませんが、それなりに詳しく書くとなるとのんびりしていては良くありません。まず問題全体に目を通して、時間配分をちゃんと考えてやれば大丈夫だと思います!
★京都大学 筆記試験(専門科目)★
〈形式〉
外国語試験は以前のブログを読んでください!
専門科目試験は記述式の論述問題です。出願時に2つ科目を選択します。私は「国際法」と「国際関係」を選択しました。
東大と異なるのは、「以下の3つから2問回答しなさい」のような選択問題が非常に多いです。過去問を見ればわかると思います!
〈過去問の入手〉
HPに全部載ってます!ダウンロードが可能です。
〈対策〉
・基本的な事項をちゃんとかけるか
国際法、国際関係ともに、東大が考える系の問題なのに対して、京大は「基本的な教科書の内容を正確に論述できるか」を問われているように思います。そのため、戦後史に起こった主要な出来事(ベルリン危機とか)を改めて正確に把握するよう努めたり、過去問を分析して繰り返し出題されているものをチェックしたりしていました
・選択問題の多さ
先述の通り、選択問題がめちゃくちゃ多いです!なので、全ての分野に長けていなくても、「この分野が出たらぜったい完璧に回答する!」っていう強みを作っておくのが大事だと思います。
〈解き方について〉
試験時間は4時間ととても長く、途中で水飲むのとトイレ退出が認められているほどです笑 なので一問に1時間使えます。なので、その分丁寧で十分な解答が求められているのだと思います!
あと全部万年筆かボールペンでの解答が求められているので気をつけてください!
★最後に!!★
大学受験で「過去問に始まり過去問に終わる」みたいなのを耳にすると思いますが、それはもちろん大学院受験でも同様だと思います。ここに書いたのは私の観点からの勉強法でしかないので、ご自分で過去問を見て、色々考えてみてください!
ではでは!
Vol.6 東京大学公共政策大学院の学習計画書について
こんにちは!みるさんぽです。
今回は、東大公共政策の「学習計画書」、および京大公共政策の「自己申告書」について書きたいと思います。
<何を書くか>
京大の方が書くべき項目がある程度項目別に指定されているので書きやすいとは思いますが、双方ともあまり性質的には異ならないと思うので区別せずに書きます。
一番重要なのは、「今まで自分は何に関心を持ち、どのような学習or活動をしてきたか」→「それを踏まえて大学院では何を学びたいか」→「大学院で学んだことを今後のキャリアにどう生かしたいか」という流れを意識して書くことです。これの1つでも抜けると説得力が落ちると思います。
これに加えて、いくつか注意点です。
・その大学院の「ならでは感」を出すこと
ブログの最初に見たように、公共政策大学院は国内外にたくさんあります。なので、単に「公共政策大学院を志望する理由」ではなくて「なぜこの大学じゃなきゃだめなのか」を書くのが大事だと思います。例えば、東大は国内でも一番留学生が多くて国際化が進んでいるので、「国際的な知見を留学生や留学プログラムから得たい」というふうにその点を強調しました。
・大学での学業以外の活動も書くこと
字数に余裕があれば、ですが、普段から積極的に活動していることを強調するのは大事かと思います。たとえば、私は京大の方に、「国会議員や大使館でのインターンに参加することで政治に関心を持った」ことや、被災地のボランティアに参加したこと、サークルで得たことが何かなどを書きました。ただ、単に「〇〇に参加した」というだけでなくて、それに参加したことで何を得たのか、その得たものを大学院の学びでどのように活かせるのかを書く必要があります。
・細かい研究分野に寄りすぎないようにすること
先述のように、公共政策大学院は細かい研究をする場ではなくて、将来のキャリアに結びつくような幅広い学びをする場です。そのため、「自分はこうした分野に関心があります」と述べる必要はあったとしても、それについて語りすぎたり、「それを大学院でもっと深めたいです!」みたいに書くとそれなら他の研究科行けよってなる気がします。なので、なるべく関心を幅広く持っていることを強調したほうがいいと思います。例えば私は、「学部時代は東アジアの国際政治を学んだ。大学院ではそれを軸としながらも、より広い範囲の地域との相互関係や、法律・経済の観点からも知見を深め、将来のキャリア(外交官など)に役立てたいです」という書き方をしました。
・大学院のプログラムや授業に積極的に参加したい意思があることを明記すること
つまり入学後の学習計画は具体的に書きましょうということです。私は、HPからシラバスを探して、興味のある授業を3つほどピックアップし、その先生の著書を読んだうえで、「そのような学びは学部時代の学びとはどう違うか」「それを学ぶことで何を得たいか、将来的にはどう生かしたいか」を書きました。また、大学院の交換留学プログラムに参加したい旨も書きました。
・将来の目標は明確に書くこと
将来のキャリア構想は入った後で変わって全然問題ないと思いますが、とりあえず現段階では何を目標にしているのかは「国家公務員!」「コンサル!」のように言い切ったほうがいいと思います。その方が、計画的に目的を持って入学する意思があるのだと見てもらえると思います。私は「国家公務員として外交や安全保障に関わりたい」と断言することで、大学院の学びをどこに帰結させたいかを明確に書くことができました。
・優先順位をつけること
色々書きましたが、字数制限があるので全部は詳しく書けないと思います。なので、絶対これだけは言いたい!っていうのを1つ持って、それを軸に書くといいと思います。私は、「学部で学んだことをより多角的に深めると同時に、キャリアに直接役立つ実践的な学びができるため、大学院は『研究と実践の架け橋となる場』である」というのを念頭に書きました。
以上です。ではでは!
*2020年10月3日追記
有料noteで、自分が実際に書いた学習計画書を公開させていただきました。
有料にしたのは、本当にやる気のある受験生だけに届いて欲しいため、そして自分の一種の個人情報である実際の学習計画書を公開するコストに見合った見返りを得るためです。有料ということでいい思いをされない方も多くいらっしゃるとは思うのですが、じっくり考えた上での苦渋の決断です。(お金が欲しいだけならこのブログも収益したりamazonの書籍紹介しまくれば良いのですが、実際それはやってないので。。。)
これが少しでも参考になり、皆さんの進路の手助けとなれば幸いです。陰ながら皆さんの努力を応援しています。引き続きよろしくお願い致します。
2020.10.3 ちょっと授業が忙しいみるさんぽより